音の快楽的日常

音、音楽と徒然の日々
秋晴れの休日に聴きたい1枚

日は久々に青空の清々しい日曜。

見た目の印象通りに空や雲を撮れたらいいな。

最近は、カメラについているせっかくの機能を使ってみようと、

飽きることのない空の表情を撮っている。

同じ風景はおそらく2つとない空模様、今朝は秋らしい鱗雲が素晴らしかった。

 

早起きした褒美ではないが、

休日の朝、落ち着いた時間にレコードを聴くのはなんとも幸せなひとときだ。

今日のように、秋晴れのいい休日に聴きたいレコードを選んでみた。

1枚とはいかず、引っこ抜いた盤は全部で4枚。

 

1 Once Again / Barclay James Harvest

 

 

 

 

BJHの2ndアルバム、71年リリース。

叙情的、とは彼らの音楽を評してよく出てくるキーワード。

清々しくも、どこか落ち着かないこの季節のように、

メランコリックだったり、激情だったりが漣のように去来する。

オーケストラを従えての音作り、自然と耳に馴染むのは、

どこか懐かしい歌謡曲と似たところがあるからだろうか。

 

 

2 Crystal Silence / Chick Corea & Gary Burton

 

 

 

リターントゥフォーエバーではなくてこちらを。

チック・コリアとゲイリー・バートンのデュオ作が数ある中で、

透き通った秋空のブルーに一番近いイメージのものを思い浮かべたら、

72年のこのアルバムが。

アコースティックで静けさの中にも熱を感じるひととき。

 

 

3 She was too good to me / Chet Baker

 

 

 

陽の傾きに季節を感じる今時分の午後。

邦題「枯葉」といえば、Chetが特に好きという方でなくても棚にありそうな1枚。

70年代のChetは、カムバック、そして新しいステージへと様変わりの時期。

ポップな中にもクールなトランペットの響き、鈍い煌めきの印象的なサウンド。

こみ上げる郷愁、熱い紅茶を飲みながら迎える夕暮れ時の寂しさよ。

 

 

4 More / Pink Floyd

 

 

 

69年発表の映画「モア」サウンドトラック、Pink Floydのアルバムとしては3枚目。

「狂気」のようにポピュラーではないけれど、

落ち着いた曲調の中にもカントリーやjazz、ブルースといろんな要素が入っている。

歌の文句も思わず首をかしげるような不思議さ。

なんの味かビンから取り出すまではわからない飴のような楽しさ。

 

***

 

今日紹介したどのアルバムも、レコード・CD共に廉価で手に入るものばかり。

レコードの場合、流石に70年前後の発売で古いけれど、

プチプチというノイズも含めて、のんびり楽しんでいただけたら。

今日という日曜、久々に晴天に恵まれたいい1日だった。

 

 

 

レコードの話 | - | - | author : miss key