音の快楽的日常

音、音楽と徒然の日々
暑さを制するものは

ここ数年、この時期に同じようなことを言っている気がする。

室内の気温、38度!

エアコンがいくら苦手でも、この暑さでは依存せざるをえない。

風が全くないでもないのに、なぜこんなに暑いのか。

来年のこの時期に行われるオリンピック、本当に大丈夫なのか。

人間の限界への挑戦の祭典かもしれないが、

何もこのような季節に、とついこぼしたくなる。

 

これが大昔、子供の時分なら、縁側に座って冷えたスイカを食べるか、

時には氷柱で涼んだりと、夏という季節を楽しめた気がする。

そういえば、職場で氷柱を知らない人が多かった。

この暑さでは氷柱も長い時間は持たないだろうが。

 

暑さを制する音楽、ではないが、FreeのFire and Waterを。

オークションでの数合わせで入手したヒートダメージの安い盤。

これが、確かにノイズの嵐でどうしようもないが、

その向こうに聞こえる音の生々しさに驚き、

きちんとした盤を探して改めて入手、今聴いているのは後者の方。

 

 

 

 

それまではリマスターされたCD音源で聴いていたが、

レコードと比べてみるとCDの方が随分整のったサウンド。

元々がそんなハイファイな録音ではないようなので、

聴きやすさを求めるなら新しめのCD音源が良さそうだ。

 

そう言いつつも、レコードで聴いていていいなあと思うのは、

音楽やるぜと集まったメンバーが発する熱気のようなものが、

音といっしょにモリモリ出てくるところ。

1970年リリースで今年が2019年だからおよそ50年前のレコードだけど、

今目の前で演奏してるみたいな錯覚が起きるのが本当にすごいなあとため息する。

 

正直、革ジャンに長髪に憧れたことなんて一度もないし、

この季節には暑苦しい以外の何物でもないだろう。

でも彼らの1曲、1曲に耳を傾けているうちに、暑いのなんてどうでもよくなる。

というか、そんなことを忘れてじっとレコードを聴いてしまう。

両面で40分に満たないステージ、当時本当にliveで聴けたらすごかったんだろうなあ。

ため息ばかりが床に積もる夏の1日。

pop & rock | - | - | author : miss key