音の快楽的日常

音、音楽と徒然の日々
Last leaf

1週間のうちにずいぶん肌寒くなった。

秋薔薇の季節、しとしとと、あるいは今日あたりはかなりしっかりとした雨で、

折角の花もずいぶん寂しそうに映る。

草花の手入れもそこそこに、風邪が長引く自分のからだもメンテナンスしないと、

などと思いながら今年初めて暖房を入れた。

 

この土日、気持ちの余裕はなくとも時間はあったので、

先週届いていたDavid GilmourのLive at Pompeiiを観たりしながらぼんやりしていたが、

ここのところ続けて買ったECMの新譜がどれも本当に素晴らしく、

さて、1枚取り上げるとすればどれだ、などと贅沢な悩みに悶えていたら、

あっという間に日が落ちてしまったので、とりあえずはこの1枚かと。

Danish Strings Quartetの"Last leaf"。

 

 

 

 

植物と暮らす身には最後の一葉なんてあまりいい印象はないのだけれど、

聞いてみれば、当地のフォークロアやトラディショナルな曲が溢れ出る。

爽やかさ、嫋やかさの中にもどこか土の香りさへ漂う懐かしい響き。

 

クラシック調にまとめられてはいるが、胸にじんと語りかける力強さがある。

煌びやかになりすぎないように抑制の効いた弦の響きが、

やはりECMならではのそれと納得はするけれど、それに止まらない。

何と具体にあるわけではないが、懐かしさに目頭熱くなる、

そんなフレーズもあって、文句なしに愛聴盤の1枚に加わった。

 

発売直後にCDで購入したが、11月にはLPレコードでも発売されるという。

同じならアナログレコードの方が良かったなとは、唯一惜しむ点ではあるが。

 

明確には記せないが、とにかく落ち着かない日々、仕事運は崩壊中にて、

こういうときは慌てず、丁寧に自分の時間を取り戻していこうと。

ECMの新しいシリーズはまさにうってつけのBGM。

新譜も次々出ているので、ここはサボらず丁寧にチェックしていきたい。

 

 

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