音の快楽的日常

音、音楽と徒然の日々
Ghost

Amazon Kindleの読み放題おためしというのをやってみた。

月額980円、Apple Musicみたいなものだなと思って軽い気持ちだった。

10件まで読みたいものを登録でき、手元のiPadで早速やってみた。

それが。

 

画面で読むというより眺める行為は、想像していたものと結構違ってた。

本を読むという行為に何を求めているかにもよるのだろうけれど、

少なくとも読書はわたしにとって紙を一枚一枚めくりながらのものだった。

これまでもそうだったし、きっとこれからもそうであり続ける、

目がこれ以上なく疲れた後、それが嫌というほどわかった3時間だった。

 

時間とお金がそこそこできた今、今度は目が疲れやすく読み進められない。

若い頃は時間と体力はあってもお金がなくて。

読みたい本を買って読みたいなあと思っていたことが実現できるのに、

目が疲れて読めないとは、みたいな(溜息)。

 

***

 

光が低く斜めに差し込む午後のいい時間。

いかにも冬という澄んだ空気と空の色、例えばこんな音楽かなと選んだのが、

Radical FaceのGhost。

 

 

 

 

electric presidentの一人、Ben Cooperのソロユニットによるアルバム。

2曲目のWellcome Homeという曲の、なんとも郷愁を誘う様にひかれる。

アコースティックギターの伴奏にフォーキーな歌声。

体の芯から溢れるようにして迸るメロディが軽快なリズムに乗って。

車の流れる音が絶えない道路の傍に住むようになって、

ベランダに作った小さな緑の庭を眺め、

こんな音楽を聴きながら過ごすほんのひとときが、

生まれ育った土地の匂いを思い起こさせてくれる。

 

気がつくともう12月。

気が向いて窓を洗ってみれば、差し込む光の清々しさに驚くほど。

年末と言わずに普段から掃除くらいすればいいのだけれど。

咲きに咲いた黄色のビオラがモズのつがいに坊主にされて寒々とした様も、

こうしてみればなかなかの風景(というのは負け惜しみか)。

この寒さの中、ヒナソウの健気に咲く姿に元気をもらってまたがんばろう。

 

 

 

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