音の快楽的日常

音、音楽と徒然の日々
涼しさに救われる

1日夏休みを挟んでの4連休。

連休は人をダメにするか、否、その人次第だなんて当たり前のことを改めて痛感。

月末金曜の午後、消費を煽る目的で早退を制度化などという記事に目が留まる。

いったい、誰のことを考えてそんな制度をつくるんだろう。

休める人は休めるし、そうでない人はますます拘束されて辛くなる。

そんな気がするけれども気のせいだろうか。

 

頭が疲れたときにと勧められた西原理恵子さんの本を2冊ほど読んでゲラゲラ笑っていたら、

最後の休みがあっという間に過ぎていった。

近所のマンション建築工事も流石の今日は休みのようで、窓を開けても静かだったから、

わたしのゲラゲラという笑い声が妙に響く。

ああ、近所迷惑になりませんように。

 

午後もいい時間になると、昨日に続いて涼しい風が吹いてきた。

窓全開、カーテンがたなびくほどの強い風だけど、

辛気臭くなってるかもしれない部屋の空気を全とっかえしたあとは、

ピアノの良い音色で締めくくろう。

アレクサンドル・タローのBach。

 

 

 

 

Goldbergばかりいったい何枚持ってれば気が済むのだろう。

それでも、この1枚(2枚組だけど)はぜひお手元に。

わたしには絶対王者なGoldbergがあって、

そのレコードはちょっと特別な気分のときにだけ聴いているが、

そのレコードを凌駕するような1枚が出てくるんじゃないかと、

半ば期待しつつ、半ば心配しつつ、ついつい聴いてしまうのだ。

 

残念ながら、凌駕というところまではいかないのだけれど、

別の立ち位置といえばいいのだろうか、すっと耳に馴染み、染み込んでくる。

彼がもっと若い頃にこの曲を弾いていたらどうだったろう。

そんな想像を掻き立てながら、優しい調べを聴き進める。

 

夏の暑さも一息入れているかのような涼しさに救われる。

エアコン入れっぱなしでじっと部屋に籠るのは本当に不健康だと、

遠くに鳴る花火の音に一瞬心奪われつつ、

いつもの車の流れる騒音に戻ると、明日は月曜、がんばっていかねばと、

連休で鈍りきった気持ちに針金を通すような気持ちだ。

決してカツを入れる1枚ではないが、心のリハビリに優しいおすすめの1枚だ。

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