音の快楽的日常

音、音楽と徒然の日々
暑いにもほどが

暑さのせいではないと思うが、iMacの調子が今ひとつで、

再起動やら何やらしていたら、あれやこれやのパスワードも入れ直しに。

blogをサボってしまったのも、自分のアカウントに入ろうにも入れずで。

そのまま放置してしまおうかとも思ったが、面倒だからといって捨てるのはあまりに無責任。

パスワードやIDを書き留めた古いノートをようやく探りあて、ここにたどり着いた。

 

***

 

今日は2018年7月22日(日)。ベランダからの眺め、揺らぎを感じたのは気のせいか。

気温はとうとう37度越え。まだ7月だというのに。

ここ1、2ヶ月のiPod上のヘビーローテーションは、意外にもカシオペアだった。

昔聴いていた最初の録音よりも、後のライブの方がアドリブもずっとカッコよかったりするが、

聞き放題のapple musicに入っているオリジナルアルバムで聴いている。

 

 

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アルバム"Photographs"は彼らの7枚目のアルバム。

彼ら、と言ってもメンバー構成が変わったりとか、現在のバンドは3期目だそうだが、

これは1期目の後半の代表作ということになるだろうか。

適度にヒンヤリし、過度にトリッキーでもなく、とはいえ背中を押してくれる程よいビート感。

あまりにワガママなリスナーの要求にぴったり応えてくれる盤などそうはないが、

懐かしさも手伝うのか、朝に昼に仕事帰りにとヘッドホンからは毎日このアルバムが流れている。

 

ヘッドホンといえば、残念なお知らせが。

あまりに不勉強だということが露呈してしまう・・・けれど。

私はOPPOというメーカーのアンプとヘッドホンを使って数年になるが、

この春のプレスで、新製品の開発は止めるとのニュースが出ていたそうで(絶句)。

道理で、アンプの後継機種の話も出ないしどうしたんだろうと思っていたら、

案の定よからぬ話であった。

 

OPPOといえば、画質音質ともにバランスのよいブルーレイプレーヤーが人気だが、

audio製品全体から手を引いてしまうようなので、欲しいなら今のうちというところか。

わたしも今のヘッドホンがものすごく気に入っているので同じのを気合い入れて購入しておこうか、

と思ったが、このヘッドホンは同社のアンプ及び再生機構(それを実現するケーブル含め)一式で初めて意味があり、

どれかが修理できなくなってもそれでおしまいなので、

ジタバタせず、今手元にあるものを丁寧に使っていくことにした。

といっても、通勤使用ゆえ、パッドの痛みなど物理的な消耗があるので、

せめてそういうのだけでも交換してもらうかとか、

この暑い最中にぐじゅっと悩んでいたりする。

このシステムが使えなければ、apple music - iPod touchからも離れ、

ポータブルプレイヤーの音質そのものをしっかりさせて聴く方が安定するかもしれない。

いやはや。

 

そんなこんなで、イラッとすることが多い日々、

部屋で音量をぐっと上げるわけにもいかないので、

ついついヘッドホンオーディオに逃避する毎日だ。

apple musicにカシオペアのアルバムは新旧ゾロっと揃っているだけでもありがたい。

異様な暑さの日々、みなさまもくれぐれもご自愛ください。

 

よもやま | - | - | author : miss key
古い楽譜に

ニュースで、ネット中毒や依存症についての記事が出ていた。

最近ということでもないが、

電車に乗ろうと、それも、かなりの混雑の車両に乗り込もうとするときでも、

スマートフォンの画面から目を離せず、周囲とぶつかり合いながらの人を、

毎日少なからず見かける。

そんなに目が離せないことがあるなんて、なんだか羨ましいと思ったこともあったが、

ひょっとしたらそのニュースに出ていたネットゲームに夢中なのかもしれないと思った。

 

人が夢中になっていることを、やれ時間の無駄だとかお金のそれだと言うのは容易い。

わたし自身は機能の限定されたいわゆるガラケーユーザーなので、

そうしたゲームをしようにもやりようもないが、

毎月、通信関連の企業に多額の利用料を払い、更には課金、しかも、

通常の判断力を鈍らせるような仕組みのものでというと、途端に胡散臭くなる。

かつてと比べ、若い人にお金がないとの記事もあったが、無理もない、

そうした通信費用を固定費とみれば、可処分所得は単純に数千〜数万円も変わってくる。

何も収入云々だけのことでもないだろうに、なんて年配者の戯言だろうか。

 

話が逸れた。

言いたかったのは、そういうネガティブな側面にも注目されやすいネット時代だが、

今日という今日はその恩恵にひれ伏した。

 

昔習っていた電子オルガンの楽譜。

スイングジャズのお洒落なリズムに乗ったいかにもなオルガンアレンジの曲があり、

それをお題にしてまだ小学生だった時分に、

ラジオで似たような曲がかかっていないかなどとやりながら、

譜読みから弾きこなしまで随分苦しんだ記憶があった、その件の曲が載った楽譜が、

ふとしたことで見つかったのだった。

 

単純に古本を探すのであればまだ簡単だったかもしれないが、

掲載の5曲中なぜかその1曲だけが入れ替えられて再出版されたような楽譜だったため、

時折気になって買い求めようと探したときには、その再発版しか見つからなかったのだ。

上京してもう一度楽器を触ろうと思った際に探したときだったか、

権利関係のトラブル等でそういう措置になったという説明を出版元から受け、

当時の講師に譲ってもらうくらいしか方法がなくなったなあと諦めた経緯もある。

そういう訳ありの1曲を子供に選んだ講師の思いにも少々当惑しつつ。

 

それが。

偶々見かけた画像からリンクを辿るとまだ進行中のネットオークションの画面に。

それも、配送費の方がよっぽどかかるというような値段で。

今これを書いている時点では手元に届いていないが、

改めて譜面を追ってみたらいったいどんな気分になるだろう、それがとても楽しみだ。

 

弾いていた当時は楽譜を買えず、講師に抜刷りを作ってもらっていたが、

だいたい何故抜刷りだったのかも今になって理解できた。

元々の版はそれほど出回らないうちに再発していたのだから無理もない。

喉の閊えとは言わないまでも、なんだかすっきりした(笑)。

楽器を手放して云十年みたいな今でも、時々脳内演奏するが、

あのアドリブがかっこよかったなあとか、鍵盤に指さえおけば思い出せるかなあとか、

悲喜こもごもだったのだ。

 

ベランダで夏のような日照りの元に花がらや枯れた葉を整理していると、

少しも上達しない、例えようもないジリジリとした感覚を思い出し、溜息が漏れる。

頭の記憶ではなく、それは細かい指の作業をしていて蘇る、まさに指の記憶だ。

 

部屋にはオルガンを置く場所もないから、今回、楽譜が届いたとしても、

やはり脳内演奏には違いないのだが、

今度はあの思い出せなかった譜面を目の前にすることになる。

あんまり嬉しかったので、思いつくあと数曲の楽譜も同様にして入手した。

なんて便利な世の中なんだろう、

それに40年以上も前の楽譜を丁寧に保存している方がこんなに大勢いるなんて(感謝)。

 

電子オルガンの世界は、楽器の進展に伴って奏法も変わるほどややこしいものになっているようだが、

デジタルデータがない、或いは形式が変わって使えないからといってその楽譜まで処分してはいけないと、

今まさに演奏を楽しんでいる若い方に言いたい。

今はこうして再度入手する機会もあるが、これからはどうかもわからないから。

指が譜面を恋しがる感覚というのがなんとも奇妙で、

これも季節の変わり目だからかもと思わず遠い目の1日。

 

 

 

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2017年を振り返って

とにかく映画をたくさん見た1年だった。

映画館に出かける回数は然程でもないが、

とにかくディスクで見た本数が過去最高ではなかったかと。

人は忙しくなればなるほど、何か別のことをしたくなる生き物だということが、

何はともあれ痛感された1年だった。

 

次の年は。

やっぱり同じなんだろうか。

スピーカーを新調したせいだろうか、登場人物のセリフが、

いかにも「肉声」らしく真っ直ぐに届くのが面白くて、

どんだけ寝不足になったか、それでもって年末は大風邪ひいてしまったが(反省)。

 

この秋から特定の俳優が出ている作品を遡ってまとめて見る、

というのをやっていて、

ここ2週ほどは韓国映画を続けさまに見ているものだから、

ハングルも少しわかるようになったりして驚きの日々。

惜しむらくは現地の盤はリージョン3かBであること。

ブルーレイ版もBの方が簡単に手に入る。

リージョンの心配をせず鑑賞できる時代が来ることを祈りつつ、

今夜もまた気になる映画を眠くなるまで見続けよう。

 

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冬競馬

今日は少し嫌な予感がしていた。

だから中継を見ることもせずぼんやりしていたのだけれど。

冬の競馬は地面が硬く締まるせいか、或いは寒さのせいなのか、

事故が多いような気がする。

小さい頃からの記憶を辿ると、

転倒などのシーンは乾いた空気と枯れ芝の色と共にあるのがほとんどだ。

 

シングウィズジョイという一頭の競走馬。

母系にシングライクトーク、シングライクバードと、代々Singが入っていて。

秋に大きなレースであと一歩というところまで来ていたが、

とても残念な結果になった。合掌。

 

 

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寒波

今週こそバラの剪定をと意気込んでいたら、大寒波がやってきた。

30分もベランダにいると、足元からキリキリと冷たくなって、

とてもでないが作業は無理そう。

 

キーンと冷えた空気と静寂はよく合う。

だから音楽、今日はお休みだ。

 

 

 

 

レコードを載せないでターンテーブルを回している。

回さないと回転するのを忘れるような装置ではないけれど、

習慣づいてしまっているので無意識の所作。

 

そうそう。

このblogを見てくださる方にはそれほど関心を持ってもらえないだろうが、

バラの棘で薄く付く手の傷、これが意外にやっかいで、

いい加減に放っておくと、化膿したり、しつこい痒みで痒疹化したりする。

 

最近試してわかったのだけれど、バラの棘でつく傷にはオロナイン軟膏がいい。

昔ながらのやつだけど、手をよく洗って清潔にした後、薄く伸ばしておく。

痒み痛みも和らぎ、一晩開けるとかなり落ち着いている。

近所のドラッグでは売っていなかったので、某通販店で購入したが、

昔ながらのもので未だに売っている製品というのはやはり理由があるんだなと思う。

ありがたし、オロナイン軟膏。

一家におひとついかがですか。

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A Happy New Year 2017

振り返ってみて、なかなかできない体験を山のようにした1年だった。

振り返る時が来ること自体想像できないような山盛りの。

 

そして。

2016年、長い長いトンネルを抜けるかのような1年。

2017年、だからこそ疾走感を味わいたい。

 

今年も健康に留意してたくさんの音楽、映画に塗れていこう。

 

A Happy New Year 2017.1.1

 

 

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Merry Christmas 2016

Merry Christmas ♪

みなさま、どうぞ素敵な週末を・・・。

 

 

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2016 Japan Cup

 

 

今年という1年はいつになく時間が経つのがゆっくりだと感じていたのも束の間、

2016年もとうとうJCの季節になった。

レース前日は寒いながら素晴らしい晴天で、

せっかくだからと植物園に出かけたのだが、電車がこんなデザインに!

(他にアルカセットやランド、ショウナンパンドラが。

 反対側にはひょっとしたらディープインパクトが描かれていたりしたんだろうか)

 

 

先日の雪の影響で、わずかに残ったバラの花は相当に傷んでいた。

それでも健気に咲いていて、バラの芯の強さに励まされる。

 

今年は難しい天候だったせいか、紅葉らしい紅葉をなかなか見ることができないが、

それでもこの園の楓は鮮やかに色づいて、朝早い時間帯なのにこの辺りには結構お客さんがいた。

 

 

 

 

サクサクという落ち葉の絨毯を踏みしめる音が好きだ。

この時期は色合いも濃厚で、冬になりきった頃の枯葉色とはまた違った趣だ。

2時間ほどゆっくり散歩し、写真を撮り歩いたりしていたらもう昼。

混まないうちに帰ろうと、さっきのラッピング!電車を楽しみにしていたら、

帰りは普通の絵柄の車両で残念。

 

***

 

さて、今日はJC本番、外国からの参戦は少々低調な感じも否めないが、

今日こそは観ていて気分スッキリのレースをと念じるようにしていたら、

このレースで歴代3頭目の逃げ切り勝ちを収めた、強い馬の強いレースに終わった。

 

馬主さんの喜びの声とあの歌声を聞かれた方が羨ましい。

否、この寒い中、レース後も競馬場に残っていたのだから、

テレビ観戦のわたしが言うことではないけれど。

 

何にせよ、先週の空気がガラリと変わるようなレースで本当によかった。

この清々しさは何にも代えがたい。

人混みや雑踏がつい億劫で出かけなくなった競馬場、

また行ってみなくてはと思った日曜の夜だ。

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雨音

台風の影響か、雨の日が続く。

ずっと以前は、窓を閉めてしまえばしんと静まり返る部屋に住んでいて、

雨など降ろうものならぴしゃりと窓を閉め、なんとしても静謐を保とうとしていた。

 

大通りを行き交う車の音や風の音が聞こえる今の場所に来て1年ほど、

変わったと言えば、あれだけ遮音に拘っていたのが嘘のように、

今ではよほどのことがない限り窓を開け、この場所でいう自然の音を楽しむようになった。

音がしないと寂しいというか。

 

夜遅く、なかなか眠れない夜も、この、サーという音の連続と重なりが、

思いの外疲れを癒してくれることもある。

 

 

今日はすっかり朝から雨。

そういえばいつからか雨の日もそう嫌ではなくなった。

歳をとるといろんなことが変わってくるよとは友人の弁。

それを日々実感し、であるならばその変化を楽しんでいこうとも。

窓から外を眺めているだけで1日が過ぎていきそうな休日だ。

 

 

 

 

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6×6

遅ればせながら、Instagramに登録してみた。

まだフィルムで写真を撮っていた頃、スクエアフォーマットに憧れていたのだけれど、

いざ撮ってみるとそれがなかなか難しいように思えて、

それ専用のカメラに手が伸びそうで伸びなかった。

Mamiya6というカメラがあって、

何度も中古店のウインドー越しに眺めてはとうとう買うことがなかった。

今思えばもっと気楽に撮ってみればよかったな、と。

 

Instagramには真四角の画像で溢れていて、

何が良かったかって、レコードのジャケットも真四角だから、

レコードファンの方も結構このInstagramでいろんな写真をアップしていて、

それをただぼんやり眺めるのがなんと楽しいことか。

思えば当然のこと、ぐらいに想像できたはずなのに。

 

わたしはInstagramが想定しているようなスマートフォンとか、

撮ってすぐアップ、のような装置を何も持っていないので、

話題の写真の出元というか、そういうのでしか知らなかったのだけれど、

今はわたしのようにPC等からしかアップできないような人もいるようで、

そういう向き用のソフトも出ているから便利だ。

 

***

 

選挙開票速報を少し見たが目が疲れたので。

せめて気持ちだけでも涼やかに過ごしたいからいつもの1枚を聴き直そう。

Ivo PogorelichによるBrahms作品集。

 

 

 

 

彼のBox Setが出たのは去年のことで、新しい録音は出ないのかなと思いつつ、

徐に手元のディスクを数えてみると、Gramophonからの盤は一通り揃っている様子。

年末には来日公演もあって、今からとても楽しみだけれど、

やっぱり録音された音源も、出して欲しいなあと、つい思ってしまうのだ。

 

それにしても彼の弾くBrahmsの楽曲。

いろいろ聞き比べてみればもっと彼の良さがわかるのかもしれないが、

彼の演奏を聴いてからはこればかりになってしまっている。

ときどき考える、わたしはピアノの音色に何を求めているのだろうと。

 

期せずして貰えた休暇も終わり。夏はこれからどころか、梅雨もまだ明けない。

今夜はIvoのピアノを聴きながら眠ってしまおう。

 

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