音の快楽的日常

音、音楽と徒然の日々
また1年が始まる

年度を区切りに働いて何年になるだろう。

桜が咲くほんの数週の間に過ぎ去る春が、

こんなに短いと感じるのはここ数年だけれども、

この時期、仕事も人間関係も改まり、日々緊張の連続。

 

疎遠になりつつある人々の近況が漏れ伝わってくるのもやはりこの時期で、

歳を理由に何事も億劫になりつつあるわたしの周囲では、

チャレンジに成功して新しい道に進む人、

思い切った選択をした人と、少し羨ましいくらいの新局面を迎えた方々がいる。

 

うらやましいなどと言ってる暇があったら自分も何かチャレンジしよう。

そうはいっても全く新しいことは難しいから、

すっかり忘れつつある語学をやり直そうと決めた。

 

少し気分を変えてみよう。

そう思って新譜から選んでみた、John Mayerの"The Search for Everything"。

 

 

 

 

歌声もギターもリラックスした中にいい緊張が。

ここのところ、例えば店頭の試聴台で新譜をチェックなんてことは滅多にしないけれど、

肩の力が抜けてきてからの方が、これというアルバムに行き当たるような。

音楽の方からこちらにやって来てくれるような。

 

ベランダに出れば、マーガレットにオステオステルマムが満開で、

ジャスミンの蕾は膨らみ、バラは葉を広げながら空へ空へと伸びている。

縮こまってる場合じゃないと彼らも言う。

そうはいってもなかなか体が動かないけれど、

せっかくいい季節になったのだから、しのごの言わず一歩踏み出してみよう。

二歩目は意外に楽にいけそうだから。

 

 

pop & rock | - | - | author : miss key