辺境本 | 2017.03.12 Sunday |
この表紙の写真がどうしても気になって買ってしまった1冊の本。
最近は書店に、廃墟をテーマにした写真集や旅の本が特集してあることが常になっていて、
これもその中の1冊だ。
立入禁止エリア、未承認国家、卑怯、廃墟・遺跡の4章構成で、
写真集と呼べるほど綺麗な装丁でもなく、紹介もそれほど突っ込んだ書き方でもないが、
70箇所も訳ありの場所が紹介されていると、なかなかの迫力。
それでも、耳にしたことのある場所や施設も結構出てくるのが少々意外だ。
いずれにせよ、こうした「難所」に出かけて紹介してくださる方がいることに素直に感動するとともに、
南オセチアやアブハジアといった地名に目を留めつつ、
いつかはコーカサスやその周辺地域を旅してみたいと想像を膨らませる。
まずは一定の荷物を背負ってうろうろできる体力をつけなければ(笑)。
とりあえずは狭いベランダの作業で足腰を鍛えつつ、
出かけたいという思いを静かに育てよう。
春近し、マーガレットがそろそろピークを迎えそうだ。