音の快楽的日常

音、音楽と徒然の日々
擬似森林浴

ここのところ帰宅が遅く、自宅のシステムでしっかり聴くよりは、

もっぱらヘッドホンとポータブルプレイヤーで音楽を聴いていた。

ちょうどというか、Kraftwerkの3Dが発売され、

すべてのアルバムをもう一度違ったアレンジで楽しめるだけでなく、

3Dというだけあって、その響きの面白さ楽しさが脳天を突く。

もう何度も聞いてきたアルバムだったのに、まだ引き出しが隠れているんだ。

そんなこんなでここ数週間が忙しいなりに気分良く過ごせてきた。

 

しかしながら、この暑さ。夏バテというには早すぎるけど、

気温の変化に体が着いていかないもどかしさよ。

この週末は部屋の中をしっかり掃除して、久しぶりにインドアで過ごした。

折しもいい風の吹く晴天の日曜の午後、facebookで教えていただいた、

加藤訓子さんの新しいアルバムをflac24/192で早速ダウンロード。

J.S.Bach: Solo Works for Marimbaだ。

 

 

 

 

マリンバの、特に低音の響きには、気持ちを爽快にさせる成分がたっぷりのようで、

つい調子に乗って音量を上げたくなる。

バッハを聴く時の、例えばバイオリンやチェロ、ピアノといった楽器による演奏とは違い、

厳かさとはまた違ったスピリチュアルな気持ちになれる。

 

 

 

 

加藤さんの超絶技巧はこれまでのアルバムの中でも惜しみなく披露されているから、

今改めてそこに触れる必要もないだろう。

或いは、ライブ演奏で偶然立ち会うことのできた、

まるで音楽の神様が降臨、彼女に乗り移ったのかと勘違いしそうなほどの熱を発することも。

 

わたしの体験してきた加藤さんのどの演奏とも何かの置き所が変わったようなアルバム。

どうせ同じならとhi-fiな音源でたっぷり擬似森林浴、

でも録音が素晴らしいということもあって、おそらくはCD音源でも十分楽しめるはず。

ただ日本向けの限定版が2SACD(マルチチャンネル)で出ているそうで、

マルチチャンネルなら一体どんなことになってしまうのか興味津々ながらも、

いずれどこかで出るだろうどなたかの感想を楽しみに待ちたいと思う。

いい休みの日はすぐ終わってしまう。でも充実の1日だった。また明日から頑張ろう。

 

◇ Linn Records - J.S.Bach: Solo Works for Marimba by Kuniko

others (music) | - | - | author : miss key
<< NEW | TOP | OLD >>