音の快楽的日常

音、音楽と徒然の日々
A happy new year 2019

いつものようでいて、やっぱり朝がありがたいと感じるのは元旦だからだろうか。

冷たい空気も、だからこそ心地良いと感じられるほどにすっきりと晴れ渡った空。

ぬるま湯を用意して植物に水を遣っていても、

いつもは早く部屋の中に入れと騒ぎ立てるヒヨドリもやって来ない。

(※彼らはパンジーやビオラ、特に黄色の花を啄ばみにやってくる)

静かなのがありがたく、そうは言っても少しばかり寂しい気も。

 

 

冬の休みに聴こうと思ったレコードは、

どういうわけか、どれも2枚組のゲートホールド。

古い盤ではなく、新譜か再発の新品ばかりなのだけども。

その中の1枚は、かなり楽しみにしていたアルバム、WhitesnakeのUnzipped。

 

 

 

 

魅力に溢れたハードロックバンドの楽曲は、メロディラインの美しいものが少なくなくて、

バラードとして描かれた作品ならこうしたアコースティックな演奏がハマって当然、

だから聴く前からこれは絶対間違いないアルバムだってわかってしまう。

アナログレコードは2枚組、そのほかに豪華特別バージョン(5CD+DVD)もあって、

どれを買うか正直かなり迷ったけれど、じっくり向き合いたかったからやっぱりレコードで。

 

年始からしみじみしていてどうするという話もあるが、

年末の慌ただしさを避けて今日までとってあったのが大正解、と思えるほど、

朝の早い時間からすっかり椅子におさまり、身じろぎもせずに聴いた。

といっても、盤をひっくり返すのに3回席を立たなければいけないのだけれども。

 

こうしてみると、夜寝る前の1枚にCDも欲しくなるから困ったものだ。

Whitesnakeを聴いたことのない方なら、逆にこのアルバムから入っても良いのでは、

などとCDも入手する言い訳を用意してしまう(笑)。

胸にこみ上げてくるものを感じながら、今年の盤運を占う1枚に笑みを堪えきれない。

 

***

 

多くの人々にとって、たくさんの幸せが感じられる1年になりますよう。

大きな災害に見舞われることのない1年になることを祈って。

寡作な拙blogをお読みくださるみなさまへ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

pop & rock | - | - | author : miss key
<< NEW | TOP | OLD >>