音の快楽的日常

音、音楽と徒然の日々
Nevermind

アベンジャーズの最終章を見る前にこれを見なくては、と指南いただいたこと複数。

行こうとしてなかなか行けずとうとう今日になってしまったが、

桜を見ながらのんびり歩いて街に出た日曜の午後。

 

映画「キャプテン・マーベル」はアベンジャーズの誕生秘話で、

ここにきて強すぎる!女性ヒーローというのも今ひとつしっくりこなかったが、

何が一番楽しめたかというと、挿入歌や絵に取り込まれたちょっとした背景などが、

おやー!とくすぐられるような気の利き方で、

ミュージック・ラヴァーにはなかなか面白い作りになっていた。

 

ストーリーはややこじ付けなところもあって、おやまあの連続だけど、

90年代のヒットソングが劇中ここというポイントで流れ、シャキッとなる。

取り上げられたヒットチューンについてはうまくまとめてくれているサイトがあったので詳しくはそこで。

 

→ Virtual Gorilla  https://virtualgorillaplus.com/music/captain-marvel-90s-songs/

 

私的には、この曲が流れてそういえば明日から4月だったと背筋が伸びたのだった。

NirvanaのNevermindから"Come As You Are"。

 

 

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日々に流され、忘れかけていたことをふと思い出させてくれる気合いスイッチのような曲。

年度の切り替わりと個人的な区切りが同じ時期になるわたしには、

今日、3月31日に偶然この映画をみて気持ちの切り替えができ、

もやっとしていた胸中にようやく春一番が訪れた気がした。

季節の素晴らしさに救われつつ、映画に背中を押されつつ。

今日で1年の一区切り。気持ちを新たにまた一周、時の巡りを感じながら前を向こう。

cinema & Soundtrack | - | - | author : miss key
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