野菜のスープが旨い夜に / LOVE STORY / Дмитрий Маликов | 2002.09.30 Monday |
さすがに秋、陽が落ちるとぐっと冷える夜がある。
そろそろ夏の疲れも出始める頃、周りには風邪で体調いま一つといった人がちらほら。
月曜は無理せず速攻で定時帰宅し、ゆっくり野菜のスープを煮込む。
材料はなんでもいい。
出汁をとるのに豚肉か魚が何か一つ、野菜は余り物を細かく刻んで、鍋にどんどんと放り込む。
今日は、キャベツにもやし、たまねぎに馬鈴薯。セロリも欲しかったが使い切っていた。
野菜のスープを好んで食べるようになったのは、ロシアに旅行してからのことだ。
機会あってロシアの田舎で何度かホームステイさせてもらったのだが、
そこで出された家庭料理が殊の外、美味しかった。
まさに、第二の故郷、おふくろの味である。
日本のロシア料理店では、一般受けするような味付けに変えられているため、
本場とはかなり味が異なる。
やっぱり、自分で作るに限る。
私の腕前では、全く同じ味というわけにはいかないが、
エビアンと岩塩、 それからにんにくのすりおろしを使うと、それなりの味になるから不思議だ。
なんというか、こういうときに自分の語彙の貧しさが悔やまれるが、
味に透明感が出て、しゃきっとするのだ。
牛肉を煮込むボルシチなどのときは、これがものをいう。
余談だが、テールのスープにも良く合う。
弱火で煮込んでいる間に、マリコフの新譜、LOVE STORYを聴く。
一言で言えば、すごくお洒落な仕上がりになっている。
一時、テクノに傾いてなんとなく粉っぽさが気になる音づくりで、
私は離れてしまっ たのだが、これはいい。
ちなみに、マリコフは、ロシア版岡本健一というくらいよく似ている。
林真理子原作のテレビドラマで、岡本健一はグリーンのジャケットで颯爽と登場、
こういう彼氏がいれば、料理にも力が入るわなあと思ったのを不意に思い出した。
私は記憶力には全く自信がないが、
どうやら美しいものを覚える場所は、どこか違うところのようである。
そろそろ夏の疲れも出始める頃、周りには風邪で体調いま一つといった人がちらほら。
月曜は無理せず速攻で定時帰宅し、ゆっくり野菜のスープを煮込む。
材料はなんでもいい。
出汁をとるのに豚肉か魚が何か一つ、野菜は余り物を細かく刻んで、鍋にどんどんと放り込む。
今日は、キャベツにもやし、たまねぎに馬鈴薯。セロリも欲しかったが使い切っていた。
野菜のスープを好んで食べるようになったのは、ロシアに旅行してからのことだ。
機会あってロシアの田舎で何度かホームステイさせてもらったのだが、
そこで出された家庭料理が殊の外、美味しかった。
まさに、第二の故郷、おふくろの味である。
日本のロシア料理店では、一般受けするような味付けに変えられているため、
本場とはかなり味が異なる。
やっぱり、自分で作るに限る。
私の腕前では、全く同じ味というわけにはいかないが、
エビアンと岩塩、 それからにんにくのすりおろしを使うと、それなりの味になるから不思議だ。
なんというか、こういうときに自分の語彙の貧しさが悔やまれるが、
味に透明感が出て、しゃきっとするのだ。
牛肉を煮込むボルシチなどのときは、これがものをいう。
余談だが、テールのスープにも良く合う。
弱火で煮込んでいる間に、マリコフの新譜、LOVE STORYを聴く。
一言で言えば、すごくお洒落な仕上がりになっている。
一時、テクノに傾いてなんとなく粉っぽさが気になる音づくりで、
私は離れてしまっ たのだが、これはいい。
ちなみに、マリコフは、ロシア版岡本健一というくらいよく似ている。
林真理子原作のテレビドラマで、岡本健一はグリーンのジャケットで颯爽と登場、
こういう彼氏がいれば、料理にも力が入るわなあと思ったのを不意に思い出した。
私は記憶力には全く自信がないが、
どうやら美しいものを覚える場所は、どこか違うところのようである。
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