明治生命CMでここに辿りついた方々に―Waves--Eden Atwood | 2003.06.29 Sunday |
ここ数日、この日記へのアクセスが異常に増えているので、リンク先を確かめたら、明治生命の例のCMが話題になっており、その検索でなぜかうちの日記が上位にひっかかることによるものらしい。ほとんどは、それらの方々の興味外の内容なので、申し訳ないと思い、思い付いたことがあるので、しるしておこう。
あのCMの写真を見て、思ったことがある。同じような、胸がぎゅっと締め付けられるような思い、人の溢れんばかりの優しさと愛を絵にした写真家の作品展が、今、近代美術館にて開催されている。都内近郊の方には、朗報である。
☆牛腸茂雄(ごちょう しげお)展
東京国立近代美術館 7月21日(月)まで
この作家は、自身が3歳の時に患った胸椎カリエスにより、終生肉体的なハンディを負いながらも、日常における自己と他者の存在を見つめ、精神世界の深みを写しとっていった。作家の死後20年が経ち、わずかに残された作品集から、彼の生きた36年余りの軌跡と重みを読み取るのみだが、展示されたプリントの美しさは見るものに強く迫り、心を打つ。あのCMの写真に心動かされた方にはぜひお勧めしたい。
静かに流れるBGMを選ぶ。ジャケットの美しさで選んだイーデン・アトウッドの代表作ウエイウ゛。暑いからボサというのではなく、彼女のボーカルが沁みるような静かな夜だから。ワンス・アポンナ・サマータイムやイパネマの娘、ブラジルなど、スタンダードで丁寧にまとめられ、聴きやすさも十分。心の乾きを潤す1枚としてお勧めのアルバムである。
あのCMの写真を見て、思ったことがある。同じような、胸がぎゅっと締め付けられるような思い、人の溢れんばかりの優しさと愛を絵にした写真家の作品展が、今、近代美術館にて開催されている。都内近郊の方には、朗報である。
☆牛腸茂雄(ごちょう しげお)展
東京国立近代美術館 7月21日(月)まで
この作家は、自身が3歳の時に患った胸椎カリエスにより、終生肉体的なハンディを負いながらも、日常における自己と他者の存在を見つめ、精神世界の深みを写しとっていった。作家の死後20年が経ち、わずかに残された作品集から、彼の生きた36年余りの軌跡と重みを読み取るのみだが、展示されたプリントの美しさは見るものに強く迫り、心を打つ。あのCMの写真に心動かされた方にはぜひお勧めしたい。
静かに流れるBGMを選ぶ。ジャケットの美しさで選んだイーデン・アトウッドの代表作ウエイウ゛。暑いからボサというのではなく、彼女のボーカルが沁みるような静かな夜だから。ワンス・アポンナ・サマータイムやイパネマの娘、ブラジルなど、スタンダードで丁寧にまとめられ、聴きやすさも十分。心の乾きを潤す1枚としてお勧めのアルバムである。