クラシックカメラ中古市―Веришь или нет--Наташа Королёва+Тарзан | 2004.02.29 Sunday |
27日のことだが、恒例の松屋銀座カメラ中古市に出かけてきた。金曜の夕方だというのに、会場は閑散としてなんともさびしい限り。一時のクラカメブームの折には会場に入ること自体きつかったほど混み合ったものなのに、これほど来場者が少ないのもここ数年で一番だったと思う。不況だからカメラを買ったりする余力がないのだと言う人もいるが、私は単純にそういう話ではないと思う。
クラシックカメラは趣味性が高く、それほど景気に左右されるようなものでもないし、事実前回のブームも消費の底と言われているような時期だった。それこそクラカメバブルがはじけたかのような様相で、ぼちぼちとカメラ趣味を続けている私も複雑な心境だ。
カメラ好きの友人とお茶をしながら話したのだが、思えば私も最近は新しくカメラを買ってはいない。欲しいモデルはほとんど手に入れてしまったし、メンテナンスを考えれば持てる台数に限度があることからこれ以上増やせないというのがその理由だが、実際には「これが欲しい」という物欲の対象が私自身オーディオに移ってしまい、経済的にも精神的にもカメラに回す余力がない。同じようなことが世間で起こっていれば、理解できなくもないというのが彼の言い方で、これにはなるほどと私も納得した。
逆に言えば、ブーム時には価格が高騰したり、入手したいものがあっても競争相手が多くてなかなか手に入らなかったりと、クラカメ趣味を楽しむには慌しかったのが、今なら落ち着いてじっくり探せるし、逆に好機と言えるかも知れない。事実、今回の中古市には私が集めている時期にはなかなか出てこなかったRegulaのカメラが何種類もセットで出てたりして、私はそれこそショウウインドウの前でしばし固まってしまった。
気持ちを残しつつ会場を後にした、そんなどこか寂しい気分を吹き飛ばしてくれるのが、ナターシャ・カラリョーワの久々の新譜だ。プラス・ターザンというのがよくわからないが、レオンチェフ似の彼もまあ悪くはない。このアルバムは最近のシングルカットを含む全12曲にビデオクリップのおまけつき。お勧めは3曲目のトゥボイ・ミールとシングルヒットの4曲目カーペリカ。いかにもナターシャらしいボーカルが聴けてほっと一息つける。前回がライブ盤だったので、オリジナルとしては本当に久々のリリースだが、それだけに内容がかなり充実しているので、エストラードナヤファンには広くお勧めできる。待ちに待った一押しの新譜である。
クラシックカメラは趣味性が高く、それほど景気に左右されるようなものでもないし、事実前回のブームも消費の底と言われているような時期だった。それこそクラカメバブルがはじけたかのような様相で、ぼちぼちとカメラ趣味を続けている私も複雑な心境だ。
カメラ好きの友人とお茶をしながら話したのだが、思えば私も最近は新しくカメラを買ってはいない。欲しいモデルはほとんど手に入れてしまったし、メンテナンスを考えれば持てる台数に限度があることからこれ以上増やせないというのがその理由だが、実際には「これが欲しい」という物欲の対象が私自身オーディオに移ってしまい、経済的にも精神的にもカメラに回す余力がない。同じようなことが世間で起こっていれば、理解できなくもないというのが彼の言い方で、これにはなるほどと私も納得した。
逆に言えば、ブーム時には価格が高騰したり、入手したいものがあっても競争相手が多くてなかなか手に入らなかったりと、クラカメ趣味を楽しむには慌しかったのが、今なら落ち着いてじっくり探せるし、逆に好機と言えるかも知れない。事実、今回の中古市には私が集めている時期にはなかなか出てこなかったRegulaのカメラが何種類もセットで出てたりして、私はそれこそショウウインドウの前でしばし固まってしまった。
気持ちを残しつつ会場を後にした、そんなどこか寂しい気分を吹き飛ばしてくれるのが、ナターシャ・カラリョーワの久々の新譜だ。プラス・ターザンというのがよくわからないが、レオンチェフ似の彼もまあ悪くはない。このアルバムは最近のシングルカットを含む全12曲にビデオクリップのおまけつき。お勧めは3曲目のトゥボイ・ミールとシングルヒットの4曲目カーペリカ。いかにもナターシャらしいボーカルが聴けてほっと一息つける。前回がライブ盤だったので、オリジナルとしては本当に久々のリリースだが、それだけに内容がかなり充実しているので、エストラードナヤファンには広くお勧めできる。待ちに待った一押しの新譜である。
pop & rock (russian and other slavic) | - | - | author : miss key