回る円盤の至福― Jimmy Jones Trio -- Jimmy Jones Trio | 2004.10.29 Friday |
久しぶりに有休をとって、暖かな陽射しの中、のんびりと漁盤の1日を過ごした。散歩が主目的であって、決して狙いをつけた盤がある訳ではないが、レコード店でのひとときは正に至福の一言に尽きる。
ここのところは仕事も落ち着いたので、大して疲れるわけでもないのに、部屋に戻ると、もうただただぼんやりとしていたくなる。考える気力もなく、眠るわけでもなく、ぼんやりとする。そんなときにレコードがゆっくり回るのを眺めていると、心の底から癒される。音がいいとかそういうことではなしに、ただその様子を眺めているだけで。
今日は珍しく、これまで行ったことのないお店にも足を伸ばしてみたが、あいにく急な休みだったようで、中を覗くこともできなかった。何でも、ウ゛ィンテージ・オーディオと上質のオリジナル盤を集めたお店で、知る人ぞ知るという専門店なのだそうだ。そんなお店では私に買える盤はないかもしれないが、その空気に触れるだけでもと思っているので、次回また折をみて出かけてみよう。
結局のところ、いつもの渋谷JAROに長居して、すっかり店長さんの仕事を邪魔してしまったが、普通のお客ならまだ仕事で来店できない時間帯だけに、私はレコードにまつわるいろいろなエピソードなどを伺うことができた。あれこれ迷ってやっとのこと、数枚のレコードを選ぶことができたが、それにしても欲しいタイトルが多すぎて困ってしまう。
そんなレコードの中の1枚が、今日のタイトル、ジミー・ジョーンズ・トリオの54年にパリで録音されたもの。もちろん、オリジナルではなく、再発国内盤のトーインチである。私はこのタイトルが有名盤だとは全く知らなかったが、演奏曲が私の好きなものばかりであったので迷わず棚から抜きだした。Easy to loveやLittle girl blueが入っているだけでも大喜びなのに!
そして、この 10インチという大きさが非常に危険だ。LPでもなくEPでもなく、この微妙な小ささがかわいらしく、ジャケを眺めているだけでも心浮かれてしまう。それはさておき、演奏の方は、評価が定まっているだけあって、安心して楽しめる内容である。災害に見舞われて不幸にも命を落とされた方々のご冥福をお祈りしつつ、心安らかに流したい1枚である。
ここのところは仕事も落ち着いたので、大して疲れるわけでもないのに、部屋に戻ると、もうただただぼんやりとしていたくなる。考える気力もなく、眠るわけでもなく、ぼんやりとする。そんなときにレコードがゆっくり回るのを眺めていると、心の底から癒される。音がいいとかそういうことではなしに、ただその様子を眺めているだけで。
今日は珍しく、これまで行ったことのないお店にも足を伸ばしてみたが、あいにく急な休みだったようで、中を覗くこともできなかった。何でも、ウ゛ィンテージ・オーディオと上質のオリジナル盤を集めたお店で、知る人ぞ知るという専門店なのだそうだ。そんなお店では私に買える盤はないかもしれないが、その空気に触れるだけでもと思っているので、次回また折をみて出かけてみよう。
結局のところ、いつもの渋谷JAROに長居して、すっかり店長さんの仕事を邪魔してしまったが、普通のお客ならまだ仕事で来店できない時間帯だけに、私はレコードにまつわるいろいろなエピソードなどを伺うことができた。あれこれ迷ってやっとのこと、数枚のレコードを選ぶことができたが、それにしても欲しいタイトルが多すぎて困ってしまう。
そんなレコードの中の1枚が、今日のタイトル、ジミー・ジョーンズ・トリオの54年にパリで録音されたもの。もちろん、オリジナルではなく、再発国内盤のトーインチである。私はこのタイトルが有名盤だとは全く知らなかったが、演奏曲が私の好きなものばかりであったので迷わず棚から抜きだした。Easy to loveやLittle girl blueが入っているだけでも大喜びなのに!
そして、この 10インチという大きさが非常に危険だ。LPでもなくEPでもなく、この微妙な小ささがかわいらしく、ジャケを眺めているだけでも心浮かれてしまう。それはさておき、演奏の方は、評価が定まっているだけあって、安心して楽しめる内容である。災害に見舞われて不幸にも命を落とされた方々のご冥福をお祈りしつつ、心安らかに流したい1枚である。