最近のお勧め盤【その2】 | 2005.09.28 Wednesday |
まともな時間に帰宅できない鬱憤をはらすべく、夜中にあれこれ新譜を聴いて楽しんでいます。日頃ライブラリに並びそうにもないところから選んで買ってみたら!(とても良かった)というのを順不同で紹介します。
□ FUJI SATISFACTION soundclash in Lagos / BANTU feat. AYUBA
以前紹介したDJパーティでさわりを聴かせていただいて以来気になっていたアルバムです。ナイジェリア人とドイツ人の両親を持つBantuとナイジェリアのフジ・ミュージックのアーティストAyubaのコラボレーションによる楽しい作品。私にとっては耳慣れないジャンルなので最初は「これ何!?」状態でしたが、思いっきりハマってます。Forest Beat主催のDさんによれば好き嫌いが分かれる盤ということで、日頃アフリカンミュージックを楽しんでいる方の間でも賛否両方あるようですが私は文句なしに一押しします。
ところでフジというのは富士山から来ているんですね。私のようにアフリカン初心者の方には、解説の親切な日本盤がおすすめです。今ならHMV新宿に試聴盤も出ています。
□ AS IS NOW / PAUL WELLER
音楽サイトのいくつかで、「今おじさんアーティストが熱い!」みたいなコメントがあって思わず頷く私です。私はこのポール・ウェラーという人が誰なのか知りませんでした。(調べてみたらあまりに有名な人なので、説明はいらないでしょう。)
故に先入観も何もない状態で試聴したのですが、一瞬で”落ち”ました。かっこいいです。四の五の言わずに聴いてみて!の一枚。何と言うことのない歌の文句ですが、「こんなこと、こういう人に言われたらたまりませんね〜」などと表情が緩んでしまいます。ノリもよいです。うわずらない安定したビートの心地良さ!
国内先行発売で国内盤だけが出ています。10月になると外盤およびDVD付きの限定盤が出るとか。
□ Catching Tale / Jamie Culum -- Special Edition
ジェイミー・カラムの3rdアルバムがようやくリリースされました。縦横無尽に歌い、演奏するジェイミーはここでも健在。内容的には前回から比べてよりポップなアレンジが増えて、ジャズボーカルの範疇ではくくれなくなっています。上記2枚が聴いて踊れるノリのよさですが、このアルバムは前作に比べてバラード調のナンバーが増えたせいもあってじっと聴き込んでしまいます。どちらかと言えば女性リスナーにお勧めです。ブックレットに収められたセルフポートレートが素敵です。
ちなみに外盤の通常盤は廉価なので、特別なファンでなければ通常盤がおすすめ。限定盤は通常盤CDにアルバム収録の様子とインタビューが収められたDVDがおまけについたデジパックタイプのものです。
□ New York Lullaby / Franchesco Cafiso New York Quartet
最後に秋らしいプラス・1ホーンのアルバムを。まだ16歳というフランチェスコ・カフィーンのアルトにデヴィット・ヘイゼルタインのピアノが軽やかに踊ります。本当に16?と思うような芯のしっかりした音色。気持ちいいほどよく鳴っています。おすすめは4曲目のMy Old Flameと続くEstate。ラストの9曲目、Speak Lowでしっかり締めくくる様は、一通りのコース料理を食べ終えた満足感といったところでしょうか。ヴィーナス盤なのでドラムがやや煩い録音ですが、軽く BGMに流すというよりは、しっかり正面から聴きたいアルバムです。
□ FUJI SATISFACTION soundclash in Lagos / BANTU feat. AYUBA
以前紹介したDJパーティでさわりを聴かせていただいて以来気になっていたアルバムです。ナイジェリア人とドイツ人の両親を持つBantuとナイジェリアのフジ・ミュージックのアーティストAyubaのコラボレーションによる楽しい作品。私にとっては耳慣れないジャンルなので最初は「これ何!?」状態でしたが、思いっきりハマってます。Forest Beat主催のDさんによれば好き嫌いが分かれる盤ということで、日頃アフリカンミュージックを楽しんでいる方の間でも賛否両方あるようですが私は文句なしに一押しします。
ところでフジというのは富士山から来ているんですね。私のようにアフリカン初心者の方には、解説の親切な日本盤がおすすめです。今ならHMV新宿に試聴盤も出ています。
□ AS IS NOW / PAUL WELLER
音楽サイトのいくつかで、「今おじさんアーティストが熱い!」みたいなコメントがあって思わず頷く私です。私はこのポール・ウェラーという人が誰なのか知りませんでした。(調べてみたらあまりに有名な人なので、説明はいらないでしょう。)
故に先入観も何もない状態で試聴したのですが、一瞬で”落ち”ました。かっこいいです。四の五の言わずに聴いてみて!の一枚。何と言うことのない歌の文句ですが、「こんなこと、こういう人に言われたらたまりませんね〜」などと表情が緩んでしまいます。ノリもよいです。うわずらない安定したビートの心地良さ!
国内先行発売で国内盤だけが出ています。10月になると外盤およびDVD付きの限定盤が出るとか。
□ Catching Tale / Jamie Culum -- Special Edition
ジェイミー・カラムの3rdアルバムがようやくリリースされました。縦横無尽に歌い、演奏するジェイミーはここでも健在。内容的には前回から比べてよりポップなアレンジが増えて、ジャズボーカルの範疇ではくくれなくなっています。上記2枚が聴いて踊れるノリのよさですが、このアルバムは前作に比べてバラード調のナンバーが増えたせいもあってじっと聴き込んでしまいます。どちらかと言えば女性リスナーにお勧めです。ブックレットに収められたセルフポートレートが素敵です。
ちなみに外盤の通常盤は廉価なので、特別なファンでなければ通常盤がおすすめ。限定盤は通常盤CDにアルバム収録の様子とインタビューが収められたDVDがおまけについたデジパックタイプのものです。
□ New York Lullaby / Franchesco Cafiso New York Quartet
最後に秋らしいプラス・1ホーンのアルバムを。まだ16歳というフランチェスコ・カフィーンのアルトにデヴィット・ヘイゼルタインのピアノが軽やかに踊ります。本当に16?と思うような芯のしっかりした音色。気持ちいいほどよく鳴っています。おすすめは4曲目のMy Old Flameと続くEstate。ラストの9曲目、Speak Lowでしっかり締めくくる様は、一通りのコース料理を食べ終えた満足感といったところでしょうか。ヴィーナス盤なのでドラムがやや煩い録音ですが、軽く BGMに流すというよりは、しっかり正面から聴きたいアルバムです。
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