早朝目が覚めて聴いたのは | 2008.04.29 Tuesday |
ここのところ疲れて早く寝てしまうせいか、
朝、目が覚める時間が早くて仕方がない。
いつもは寝台の中からリモコンでラジオを聴いたりしているが、
今日は朝の4時というのに起き出してaudioの前に陣取った。
特別何かを聴きたいわけではなかったけど、
何となく手が伸びたのがバッファロー・スプリングフィールド。
細野さんのインタビューで「これは聴かなくちゃだめですよ」みたいな発言があって、
活躍というか活動していた時期が60年代中域と興味の沸く時期だったので、
近所の中古屋で埃をかぶっていたボックスセットをいきなり買ってしまったもの。
CDが4枚、時系列に曲が整理してあって、写真も多数掲載のブックレット付き。
それで2000円でおつりがきたので喜んで買ったが、
買った当時はそんなに気に入るでもなく、2、3度聴いてそのままになっていた。
なので、自然に手が伸びるのが自分でも不思議なくらいだが、
まあ時間はたっぷりあるしと順に聴いてみたら、これがとても耳に馴染み心地良い。
HDCDということもあって、小音量でも音が自然にリビング全体に広がるので聴き易い。
そんな適当な買い方をしていても、
CDなりアーティストなりが何年も経ってつながっていくのが面白い。
元々不勤勉なので、
アルバムの背景やアーティストのプロフィールなどを細かく調べたりもしない。
そうすればきっともっと音楽が面白くなるのだろうと思いながらも、
他のことはともかくとして音楽くらいは気楽に好き嫌いで選んで聴きたい、
という気持ちがどこかしらあってそんな姿勢がなかなか正されないでいる。
仕事が忙しくて、かといって帰宅後は家族サービスがあるからと、
好きな音楽を聞けるのは朝起きてわずかな「自分の」時間だけ、という知人がいる。
そんな知人に申し訳ないほどわたしはいい加減だけれど、
朝の静けさの中で小音量の音楽に包まれて時間を過ごすのもなかなかいいものだと感じた。
出勤前だとうっかり二度寝しないよう気をつけなければいけないけど(笑)。
pop & rock | - | - | author : miss key