音の快楽的日常

音、音楽と徒然の日々
雨が降ったり止んだり
今日ぐらい晴れるかなと期待したのが間違いだったかなというくらい、
雨が降ったり止んだりのはっきりしない天気。
いっそのことざざ降りの雨の方が諦めもつくというもの、
外に干してある洗濯物を出したり入れたりで、何となく気忙しい。

朝からアメリカに遠征しているカジノドライヴ号のレース中継を見ていたが、
途中で何か事故でもあったかと勘違いするほど直線でずるずると下がる同馬を見て、
やはりいきなりの大舞台では厳しかったのか、結果はしんがり負けだった。
後から発表された関係者のコメントでは、疲れているが元気とあったのでほっとする。
ダート巧者のスターホースが次々出てきて楽しみなこのごろ、
来年は彼のレースをぜひ観戦に出かけようと思う。

勝負事というと、両親が期待していた阪神タイガースの優勝も消え、
来年は真弓阪神の誕生ということで、現役の頃、真弓選手のファンだったわたしは、
来期は阪神タイガースを応援しようと固く決意。
ひとり部屋で力んでも仕方ないものの、
近鉄バファローズが解散してから以降は野球浪人だったので、
これでひとまず腰が落ち着くのが何よりもうれしかったりする。

床に積んであった雑誌を片付け終わり、ほっと一息で流してみたのがマンシーニのベスト盤。





"Ultimate Mancini"と題されたこのアルバムは、SACDハイブリッド仕様。
曲もピンクパンサーからシャレード、ムーン・リバーと定番曲がずらり。
オケもこのアルバムのために編成されたもので、
さらにゲストにはTake6やスティーヴィー・ワンダーの名前も。

コンコードから出ているだけあって、
ピンクパンサーのアレンジなどはJazzファンにもお勧め。
< ゲイリー・バートンのヴィブラフォンがcool!
録音状態も良いので、小音量で静かに流すBGMにもお勧めの1枚。
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linkの作成について
以前のweb siteで載せていた、旧ソ連圏アーティストの公式サイト集を、
リンク切れ訂正等の上、アーカイヴのlinkに再掲載しました。

個人的に注目するアーティストのサイトということでやや偏りはありますが、
検索の際にお役立ていただけるとうれしいです。

なお、カタカナ表記は耳で聞いて一番近そうな表記を選んだつもりですが、
参考になればという感じです。

外国語のカタカナ表記はいろいろと難しい点がありますし、
必ずしもカタカナで表記できる音ばかりではないのが厄介ですが、
英字のアルファベット表記だと目がチカチカするので、
まだカタカナの方が使い勝手が良いかなと考えています。

時間のあるときに少しずつ充実させたいのですが、
サイト閉鎖によるリンク切れなども結構あって、
メンテナンスが追いつかないことも多いかと思いますが、
どうぞご了承ください。
よもやま | - | - | author : miss key
Chet in Chicago



ドイツのレーベル、enjaからこの秋リリースされたChetの未発表音源。
録音は86年5月11日、シカゴのTime zone studioにて。
気になるメンバーは次のとおり。

Chet Baker / trumpet, vocal
Bradley Young / piano
Larry Gray / bass
Rusty Jones / drums
*guest: Ed Petersen / tenor sax

enjaから何年かおきに出されているこのレガシーシリーズも今回でvol.5。
アルバムによっては卓録音源のようなのもあって、音質もまちまちだけど、
本作はスタジオ録音とあって、状態もよい。

去年あたりから、レガシー最新盤が出るかもという話を耳にしていたので、
9月に実際の盤を手にするまですっかり待ちくたびれてしまった感があったが、
旧作のSHM-CDでの再発とも絡んで予定がのびてしまったこともあるようだ。

手元にあるのはドイツ盤と国内盤(SHM−CD仕様)のもの。
国内盤にはボーナストラックが1曲(Moments Notice)。
この曲、他の録音やLiveでもディスコグラフィーにあたる限り演奏された記録もなく、
手持ちのどのアルバムにも見当たらない曲なので国内盤も後から追加購入した次第。

現物を確認したわけではないが、限定で発売中のアナログレコードは、
ボーナストラック1曲(おそらくCD国内盤と同じ構成)とのこと。

Chetでいえば、旧譜が再発になる際、
ボーナストラック(別テイク等)が1、2曲おまけにつくというパターンが結構あるし、
ぽつぽつとではあるが、
ヨーロッパの小さなレーベルから未発表音源が相変わらず出ていて、
もうそろそろ出尽くしたかな、と思って油断していると、気がついた頃には入手困難、
そんなことをここ5年くらい繰り返している。

もういい加減盤集めは疲れたなと思いつつ、出なくなればなったで寂しくなる。
勝手なものだと呆れつつも、6曲目に収録された"My funny valentine"にため息する。
空気の冷たさが募っていくこれからが、Chetの晩年の作品を聴くのに良い季節。
同じ盤を何度もリピートしてぼんやりする週末の夜。
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秋晴れの空のごとく爽やかに
今日という1日は、朝から夕方まで本当にいい天気。
透き通るような青い空を見上げるだけで気分爽快、
河を3つも越えて移動しながらの作業もたいして苦にならなかった。

こんな日の夜には風呂上がりの冷たい一杯が似合うけど、
いまのわたしはそうもいかないので、スカッと爽やか系の1枚で一日を締めた。
Gordon Goodwin率いるBIG Phat BANDの最新作がそれだ。





"Act Your Age"と題された最新盤はオフィシャルで4枚目のオリジナルアルバム。
キレと炸裂感ならピカイチのビッグバンドの彼ら、
アレンジはエキサイティングでややフュージョン寄り。
空気を動かすような流麗で大きなスイングもいいけれど、
カッチリとビートを刻んでいく弛みのなさというか、
まるで場の空気をスパッと切り裂くようなサウンドが感じが心地よい。


ゲストプレーヤーの顔ぶれも豪華で、
パティ・オースチン、チックコリア、アート・テイタム、リー・リトナー、デイヴ・グルーシンetc...。
セッションのいい雰囲気が伝わってきそうなノリノリの1枚、お勧めです。
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南イタリアの歌謡曲を聴く
外の風がちょっと肌寒く感じられた土曜の午後、
「国境の南」で開催のレコードコンサートに出かけた。

南イタリアの歌謡曲を特集した今回、
歴史的な音源も含め、きっと楽しく聴けるに違いないと思って出かけたが、
今回もまた期待以上の充実感でもってまったりとしたひとときを過ごすことができた。

解説は蒲田耕二さん、そして終盤にゲストの山岸伸一さんが歌手や曲のエピソードを紹介。
流れた曲はそれこそSP時代のものもあり、1曲1曲は短い作品が多かったが、
それぞれイタリア南部の歌謡曲がお好きな方ならではの解説だった。

20曲ほど紹介された中では、
凝ったアレンジややや大仰なオケの伴奏をバックに歌われたものよりは、
ギターやマンドリンの伴奏に素朴な歌唱の組み合わせの作品が印象的だった。
とりわけ、Roberto Muroloの歌で紹介された
"Fenesta che lucive"(明るかった窓)が素晴らしかった。

部屋に戻り、早速、Muroloの歌でこの曲のはいったCDを探してみたが、
今手に入るものではなかなか見当たらない。
そこで検索してみつけたのが下の音源。
(※注 いきなり音が出ます!)

♪ Musica Italianaより"Fenesta che lucive"

このリンク先の頁にもあるとおり、
この曲はナポリの言葉で歌われていて、横にはイタリア語訳が添えられている。
ナポリの言葉で歌うことに拘りを持つ歌手も多いのだそう。

今回聞かせていただいた作品の多くは50年代までのもの。
確かに録音がSP起こしだったり、モノラルだったりしてそういう意味の古びた感はあったものの、
メロディ自体は素朴で豊かな曲が多く、しみじみと聞き入ってしまった。
また今回、選者の意図もあって、そうした美しい曲が選ばれていたと言うことなのかもしれない。

当方、イタリア語の心得は全くなし、
またイタリア南部の歌というと思い浮かぶのは「オーソレミヨ」ぐらいだったが、
マフィア映画の残酷シーンの後ろで流れる哀しげなメロディ、
それってナポリやシチリアの民謡だったりするという解説を聞いて、
ああなるほど、と一人ごちたのだった。

「しゃれこうべの歌」と聞いてわからなくても、
映画「ゴッドファーザー」の**のシーンの後ろで流れてたやつ、
っていわれれば、ハハーンと思われる方もいるはず。

ところでいつも思うことだが、
ワールドミュージックをより楽しむためには、歴史とか地理をもっと勉強した方が良さそうだ。
そうすると、今回などは、アラブ圏やギリシャ、
はたまた南米等とのつながりが透けてみえて、もっと面白かったはず・・・。
憶える作業が苦手で学校時代は歴史地理ともさっぱり勉強せずだったので、
ここは遠回りの近道ではないが、ちょっとがんばってみようかなと反省する。
もっともこれも3日もすれば忘れてしまう反省なのだが、
シチリアの民謡など盤探しにはついつい気合いが入る週末だった。
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Elegie op.8 / Alexander Glazunov



ここ数年、量販店でよく見かけるロシア盤。
ヴェネツィヤというレーベル、音も装丁もスッピンで飾り気も何もないけど、
この指揮者とオーケストラの組み合わせでこれが聴きたい!
みたいなわたしの希望にぴったりの盤がリリースされることが少なくない。

上のジャケットは、寝る前の1枚によく聴くアルバムで、
Alexander Glazunovの管弦楽集4枚組ボックスセット。
1枚目CDの冒頭にグラズノフで一番好きな曲、
「英雄への記憶に、悲歌、作品8」が納められいてるのでついつい手が伸びる。

指揮はスヴェトラーノフなので、本当なら寝る前の音楽には不向きなのかもしれないが、
2曲目以降に行く前にすっかり眠りに落ちてしまっているので、
個人的には何ら差し支えない(笑)。

ただ、ボックスセットと言っても、廉価なものなので、
付録のブックレットは解説がロシア語のみだし、
解説自体もグラズノフの紹介が載せられている程度で写真もわずか。
装丁なんかも含め、値段なりなのだけど、
再生音はこざっぱりとしていて本当に聴きやすい。
部屋の空気を一気にロシアっぽくしてくれる好演、好盤、
今ならまだ手に入る、ミーハー系ロシアン・フリーク必携の1枚だ。
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「音の匙 − 補遺」 山口孝講演会 in TIAS2008
わたしの手元にある一冊の写真集。
"FIRENZE 45"と題されたその写真集の頁を繰る度、
胸の締め付けられるような、
さりとて哀しいのでもなく、また苦しいのでもないが決して軽くはない特別な感覚に、
いったいそれは何なのだろうとずっと思い続けてきた。

そんな心の奥の引っかかりへの答えが、
写真集の著者である山口孝氏の『音の匙』というエッセイだった。

***

昨年の東京インターナショナルオーディオショウで山口さんの講演は、
各々異なる3つのブースで開催されながらも、
内容としては『音の匙』を基調にした3部作構成であった。

そして1年後の今年、恒例のLINNブースでの講演テーマは「音の匙(補遺)」。
一見、時間が足りず話しきれなかった昨年の会を補う形を取りながらも、
実際には決してそういう「優しい」中身にはなっていなかったと思う。

***

山口孝氏の講演を初めて聴いたのは、やはりLINNのイベントだったように憶えている。
「とにかく熱い話が聞けるんだから!」とJAZZファンの知り合いの勧めだった。
確かに、情熱的に語るその様は「熱い」という形容詞に合っているようであったが、
熱いというよりも、何か重たいものを胸に押し当てられるような気がした。

最初はやはり、それが何だったのかよく分からなかった。
分からないけれど、時間はぼんやり過ぎていく。
そしてまた翌年の講演会の季節・・・。
わが胸中に毎年沈殿していく何かを捕まえたくて、氏の話しが聴ける機会を追いかけてきた。

山口孝氏の体験談や音楽の解説に一貫して流れているものー
それを音楽に対するある種の妥協のなさ、といってしまえば言葉は易く、
その底には音楽そのものへの渇望のみならず、
素晴らしい音楽に通底する文化や巨匠達への憧憬、
遠くに眺めるは美しくも、近づいてみれば人を寄せ付ない断崖絶壁の城を前にするようにして、
何かに打ちのめされるような感覚。

求める音楽を自らのものにせんとし、また深く近づこうとして傷だらけになりながら、
それらを隠そうともせず、音楽を見据えようとする姿勢。
そのことが文章でまとめられたのが『音の匙』であったと思う。

『音の匙』という一冊の本に凝縮され、完結したかのようにみえる音楽への思いは、
時が流れる限り続く終わりのない旅のようなものかも知れない。
少なくとも、今回の講演を聴いたわたしには、氏の語りに終わりがあるとも思えなかった。

多分、もっともっと気楽な音楽との接し方、楽しみ方がたくさんある。
おそらく、音楽を聴く人の数だけ聞き方があるだろう。
わたし自身には、氏のような姿勢を真似することも難しいし、
そもそも、そんなことは要求されてもいないけれど、
『音の匙』はわたしの「何だかわからない」感覚への回答でもあった。
自分にとって特別な音楽、特別なアーティストに触れる時の、
思うように近づけなくて打ちのめされる感覚があったとしても、
そこから目を逸らさずにいる、ある種の自虐的な態度がいったいどこから来るかと言えば、
やはり氏の語る世界から感じとったものに他ならないだろう。

***

「音の匙(補遺)」。
今回の講演で流れた楽曲は全部で5曲。
自らがギタリストであることもあってか、
ギターの演奏から4曲、そして荘厳なオルガン曲から1曲。

山口氏は自らの体験を織り交ぜながら、
まるでどこかの街を案内するかのようにして、音楽の在る処に連れて行ってくれる。
音楽の流れていた空気にまで触れることが出来るかもしれないような、
その瞬間だけの不思議な空間。
その向こうに在る音楽に触れることができるかどうかは、わたしの感性次第・・・。
音の向こうにある真実をみたくて、きっと来年も足を運ぶに違いない。


◆ Play List of 音の匙(補遺)
  LINN PRESENTS THE ONLY SOUND navigated by Takashi Yamaguchi
  2008 Tokyo International audio show (Oct.03, 2008)

 1. Willow Weep For Me / Reunion
  Stephane Grappelli (vn) Martin Taylor (g)

  LINN Recordsから出ている93年録音。この曲はパリで録音され、
  次に紹介された曲はロンドンでの録音。
  匠の演奏ながら、それを感じさせないのがかえってすごいかも。


 2. Emily / Reunion
 Martin Taylor (g)

  演奏場所が違うのが暗騒音の違いで分かるような録音。
  会場では入手困難との説明もあったが、AmazonやLINN
  の通販で買い求めることができる。
  小音量で鳴らすお洒落なBGMにもお勧めだ。



 3. Recuerdos de la Alhambra (rec.1927 EMI)
 Andres Segovia (g)

  アルハンブラ宮殿の思いでは、昔、高校時代の憧れの先生に
  弾いてもらったことがある。
  3曲目に流れたのは1927年の演奏、モノラルながら響きが豊かで
  驚いた。


 4. Recuerdos de la Alhambra (rec.1954 DECCA)
 Andres Segovia (g)

  セゴビアの演奏で新しい録音、といってもこちらもモノラル。
  演奏の好き嫌いでいえば、わたしは新しい録音の方が好きだ。
  


 5. The art of Fugue
  Helmut Walcha (org)

  ヴァルヒャのオルガン、当日は再生装置の素晴らしさもあって、
  "Unfinished"の最後のタッチの余韻が強く印象に残った。
  無駄なく動く指先が見えるようで生々しさが強烈。


※ "Reunion"以外の盤は、同じ演奏者の録音で入手可能なCDを紹介しています。
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audioの見本市に紛れ込む/TIAS 2008 at 国際フォーラム
毎年楽しみにしている秋のイベントの1つが東京インターナショナルオーディオショウ。
audioの買い替えを考えている訳でもないけれど、
美しい工業製品を眺めて歩くのは決して退屈なことではないし、
何より、ここでなければ聞けない講演も組まれていて、何よりそれが目当てなのだ。





自分自身も使っているLINNのブースで配られていた、ロゴを模したキャンディ。
味はわからない。
なぜって、食べるのがもったいなくて味をみていないから。
もう一つくらい余分にもらっておけばよかったかも(笑)。

LINNのブースでは、去年は新しいデジタルストリーミングオーディオのお披露目があって、
「黒い箱」に愛着のあるわたしは、どうも取り残された感があって、すっきりしなかった。
でも、それは提案された新しい技術や考え方を自分なりに咀嚼できていないからだとわかったのは、
その1年後、今回の山口孝さんの講演を聴いてのこと。

CDプレーヤーが売られなくなったらどうしよう、
なんて一人肩凝って疲れるみたいな明後日の勘違いに気が付いて、
何だか笑えたし、気持ちが楽になったのだった。

LPレコードほど愛着のないCDとはいえ、
今ほど情報収集が簡単ではなかった時期に好きなアーティストの盤を手に入れた時のうれしさはー。
特にロシア方面のアーティストの作品となると、
安っぽいブックレット(とまでは到底言えないペラペラな表紙であっても)ですら、
ビジュアル情報は限られていたのでとても貴重だったのだ。

話が逸れてしまったけれど、
例によって世の中の進み具合が早すぎてどうも付いていけないもどかしさのようなものを感じつつ、
まあ、そう必死のパッチで歯を食いしばることでもないかな、
とひと呼吸置けるようになったのは単に歳をとったせいなのか(笑)。

更に話しが逸れてしまうのだけれど、
わたしのようなトーシローがこういった高級オーディオの見本市に紛れ込んでみようと思うのは、
安さを優先するあまり、食べることすら安全でなくなっている今時にあって、
各社から提案された工夫の凝らされた製品を見聞きして歩くだけでも、
素晴らしいモノに触れることの愉しさを味わうことができるから。
雑誌などで見るのとは違うLIVEな体験ができるのもこうした見本市の良さだと思う。

とにかく、人で込み合っていたのと、自分の体力不足でもって、
21時過ぎだというのにもう瞼が閉じてしまいそうだ。
今夜は日本からメイショウサムソン号が出走する凱旋門賞。
講演会や聴いた音楽について書きたいことはたくさんあるけれど、また日を改めることにしよう。
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☆レコードコンサートのお知らせ/「南イタリアの歌」at 渋谷・国境の南
すっかり恒例となりました渋谷は「国境の南」でのレコードコンサート。
主催者のお一人、北中正和さんのサイトで告知がありましたので、
転載してご案内いたします。

季節はもうすっかり秋。
日が暮れるのも早くなって、ついついしんみりしがちですが、
表情豊かなイタリア南部地方の歌を取り上げた今回、
夏の疲れを癒すすばらしいひとときとなりそうです。

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渋谷・国境の南 (電話03-3463-5381) のレコード・コンサート「世界の音楽を聞く」
次回は10月18日(土)です。
テーマは「南イタリアの歌」。
たぶん世界最古の商業音楽で商業音楽ならではの華やかな大衆性にみちたナポリ歌謡、
セファルディの影響を受けたとおぼしい哀愁のシチリア民謡など、
旋律美のとびきり豊かな南部イタリア音楽の魅力をたっぷりと楽しみましょう。 

日時:10月18日(土) 15:30 open 16:00 start
会場:渋谷 国境の南 http://www.kokkyo.net
会費:1000円(ワンドリンクつき)
司会 蒲田耕二+田中勝則+北中正和のお三方

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