最後の一瓶 | 2010.08.24 Tuesday |
毎年、田舎の畑に養蜂の箱を置かせてもらう代わりにと、
その年に出来た蜂蜜を何本か分けて貰っていた。
その業者さんも事情あって来年はもう来られないとのこと。
そしてこの夏、最後の一瓶を実家から持ち帰った。
父が逝って、そして当たり前のものとして享受していた地縁も心無しか薄れていくようで、
今年の夏、暑さとその緑や空の色は忘れ得ぬものとなりそうだ。
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クロアチアからようやく届いたOliverの最新作、"Samo da je tu"。
前作はバラード中心だったが、今回は全体に陽性の曲調でpopな仕上がり。
新作があといくつ聴けるのだろうと、ついつい考えてしまうけれど、
webにはPVもいろいろ出ていて、
クロアチアの遠さを全く感じることなく、彼の歌声を楽しめるのは何とも贅沢なこと。
この10月にはザグレブでLiveも予定されているOliver。
CDをクロアチアから買い求めるのはちょっと面倒だけれど、
ダウンロードに抵抗がないなら、iTunes Storeでも旧作のほとんどを購入することができる。
Oliver Dragojevic、ぜひ多くの音楽ファンに聴いてもらいたいシンガーの一人だ。
pop & rock (russian and other slavic) | - | - | author : miss key