Davaar9! | 2012.10.29 Monday |
LINN DSのファームウェアがバージョンアップし、Davaar9になった。
twitterや何かで早々とバージョンアップしたユーザーの感触も良かったので、
わたしにしてはこの早いタイミングで、えいっとバージョンアップしてみた。
いつもより時間がかかって、途中不安でもあったが、
一旦スタートしたら終わるまで全て自動なので、実は何もすることも考えることもない。
今回はKonfigもバージョンアップし、画面もお洒落で分かりやすくなったので、
PCやソフトが今ひとつ(否、かなり)苦手なわたしでも気後れせず触れる。
さて、バージョンアップ後の再生音。
あくまでも当社比、だけれど、Caraの途中からDSを使い始めて現在に至るまで、
今回ほどバージョンアップの有り難みを感じ、
また自分のイメージにフィットしたことはなかったので、
以後、自分のテンションまで上がってしまい(笑)、数日に渡り寝不足進行中。
どんな点が変わったのか気になるユーザーもおいでになると思うけれど、
我が家では、何といってもaudio臭さが一層取れて自然な広がりが出たこと。
live盤の臨場感もぐっと増したし、声のベールがまた一皮むけて自然かつエモーショナルに。
なので、ついつい聞き入ってしまい、ついで聴きやながら聴きは難しくなった(笑)。
ここぞ、という時に再生しているChet Bakerの"Chet Baker in Tokyo, Memories"では、
ついに貴重なLPに何度も針を落とさなくても、毎日Chetに逢える気分。
ダルでアンニュイでどうしようもなくて、鈍い光を放つトランペットの響き。
そして今そこにある体温を感じさせるヴォーカル。
あと一曲、いやもう一曲だけ、といいながら毎夜いい時間になってしまう。
もちろん、今はこうしていても、きっと耳慣れてしまうのだけれども。
今夜もあと寝るまでに何曲聴けるだろうかと、Kinskyの画面を眺めている。
Happy listening, Happy time!