NAS | 2013.07.30 Tuesday |
わたしと同じDSユーザーの方から"NAS"はどうされていますか?とのお尋ねがあった。
現在稼働しているのは1TBのNASが2台。
バックアップはそれぞれ1TBのHDが2台。
以前のわたしなら、データが一杯になったらNASを買い足すか、
大きな容量のものに買い替えることを繰り返していたと思うのだけれども、
大地震があってからというものの、
いろいろと思うところあって手元のものを整理し始めて以来、
拡大指向というか膨張指向はめっきり止んで、
そこそこに落ち着かせることに思いが至るようになった。
当初は手持ちのCDを喜んでデータ化し、文字通り端からNASに「放り込んで」いた。
そのうちデータの分類を始めて音源を探しやすくしたり、
2台のNASの中身を各々に整理し始めたりしているうちに、
聴く機会の極端に少ないデータが意外にあることに気がついた。
パレートの法則ではないけれど、
楽しい音楽生活を生み出してくれている音源は或る程度集中していて、
長い目で見ればコアの部分は流動しているのだけれども、
その変化はゆっくりだから、
その都度NASに入れ直したって全然問題ないということがわかったのだ。
そんなこんなでDSを入れてから1年弱で、NASの中身も適宜整理するように。
データ化作業は意外に(ほんとうに意外に!)楽で、コツさえ掴めば苦にならない。
なので、部屋をNASだらけにすることは回避できた。
(だいたい、NASを増やせるほど我が家の電源環境は良くない)
容量の要るHi-Fiデータが少ないからこのくらいでやりくりできるのかもしれないが、
普通のCDなら1TBでざっと2000枚くらいは入れられるという話だったので、
手元のCD枚数からすれば、2TBあれば十分やりくりできそうだ。
今後、新たに音源が増えたとしても、音楽を聴ける時間が今以上に自由にならない限りは、
だいたい物理的に聴けて、気に入る盤はそう一時に激増するわけではないから。
ということで、1TB2台を使い回すことでなんとかやれています。
Kinskyでの動作は500GBくらいの大きさが軽快ということもうかがっていますが、
電源が足りないため、1TBにしています。
1台当たりの収容枚数が多い分、探しやすいようジャケットデータは必ず入れるようにし、
また1TBのうち1割は空けておくようにしています。
お尋ねの答えになっていればいいのですが。
それにしても。
わたしの心も住まいの広さも、そしてNASも。
この空のようにどこまでも広いとほんとうに言うことはないのですが。