熊手を買いに出かけた | 2015.11.29 Sunday |
昨日に引き続き、すっきりと晴れ渡った日曜の朝。
「熊手を買いに行こう」と誘われて出かけた都会の神社は、
まだ随分早い時間なのに屋台もずらりと並び、人出も結構なものだった。
一の酉とか二の酉とか、東京に出てきて初めて聞いて覚えたことばだ。
今日は三の酉だそうだが、三まである年は火災に気をつけなければというのは本当だろうか。
熊手の由来はよく知らないが、
そんな信心のないわたしにも手にした小さな熊手は何だかご利益がありそうな気がするから不思議だ。
去年も同じように出かけて買ってもらった熊手は壁に飾ってあって、
もう1年経ったんだと今日買った熊手を眺めては時の経つ早さにため息する(笑)。
せっかくだからと有名な飲み屋街を散策した。
最近では海外からの観光客もたくさん訪れるほど有名なのだそうで、
小さな区画にひしめき合う店のファサードを眺めていると、
あれやこれやの囁きが聞こえてきそうだった。
まだ昼時にもなっていない時間のことだけれども。
明るい日差しの中で都会の普段なら歩かないところをうろうろするのはなかなかに楽しい。
古い町並みはそれ自体が呼吸をしているようで、
そのエリアに一歩足を踏み入れたらまるで別世界だった。
眺めてみると2Fは随分天井が低そうな雰囲気だけど、
どういうわけか、そんな部屋に住んでいる夢をよく見る。
明るい時間帯にしげしげと眺めたのは今日が初めてだったかもしれないが、
既視感と独特の空気が相まって眩暈がした。
***
寒いからと部屋に戻って聴いたのはPeter Fesslerのアルバム"Here's That Rainy Day"。
今日のような日に聴きたい歌の文句では決してないのだけれど、
1日、1日のその時に感じたことを忘れずにいたいと思ったから。
繋いだ手のぬくもりをずっと忘れずにいたいから。
来年の今日のことはわからないけれど、また今日のように晴れたならー。
「熊手を買いに行こう」と誘われて出かけた都会の神社は、
まだ随分早い時間なのに屋台もずらりと並び、人出も結構なものだった。
一の酉とか二の酉とか、東京に出てきて初めて聞いて覚えたことばだ。
今日は三の酉だそうだが、三まである年は火災に気をつけなければというのは本当だろうか。
熊手の由来はよく知らないが、
そんな信心のないわたしにも手にした小さな熊手は何だかご利益がありそうな気がするから不思議だ。
去年も同じように出かけて買ってもらった熊手は壁に飾ってあって、
もう1年経ったんだと今日買った熊手を眺めては時の経つ早さにため息する(笑)。
せっかくだからと有名な飲み屋街を散策した。
最近では海外からの観光客もたくさん訪れるほど有名なのだそうで、
小さな区画にひしめき合う店のファサードを眺めていると、
あれやこれやの囁きが聞こえてきそうだった。
まだ昼時にもなっていない時間のことだけれども。
明るい日差しの中で都会の普段なら歩かないところをうろうろするのはなかなかに楽しい。
古い町並みはそれ自体が呼吸をしているようで、
そのエリアに一歩足を踏み入れたらまるで別世界だった。
眺めてみると2Fは随分天井が低そうな雰囲気だけど、
どういうわけか、そんな部屋に住んでいる夢をよく見る。
明るい時間帯にしげしげと眺めたのは今日が初めてだったかもしれないが、
既視感と独特の空気が相まって眩暈がした。
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寒いからと部屋に戻って聴いたのはPeter Fesslerのアルバム"Here's That Rainy Day"。
今日のような日に聴きたい歌の文句では決してないのだけれど、
1日、1日のその時に感じたことを忘れずにいたいと思ったから。
繋いだ手のぬくもりをずっと忘れずにいたいから。
来年の今日のことはわからないけれど、また今日のように晴れたならー。
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