音の快楽的日常

音、音楽と徒然の日々
素をとりもどす

気温の上下についていけず下降気味の体調と盤への意欲は面白いように比例。

こういうときはと映画三昧の日々だったが、運動不足が祟ったか、

体重をあと◯kg落とすように、というのは医師の進言。

今日は梅雨の合間の晴れ間ということでウォーキング日和だとはSNS上のひとりごと。

 

川沿いに歩けば、郊外にも行けるし、都心にも行ける。

途中橋を渡って戻れば適度な距離調整もできるし、

うまい具合にそこここにあるベンチと木陰。

道理で、朝に夕に走ったり、歩いたりしている人が結構いるわけだ。

夕方、クリーニング品を受け出しに行った序でに、行けるところまで歩いてみよう。

 

せっかく持ち出したデジカメはバッテリーが上がって使えずじまいだったが、

目も耳も全開にして、とにかくガシガシと歩いた。

行き交う人々の中には軽く会釈を交わしてくださる方も。思わずにっこりしてしまう。

犬の散歩をする人もたくさんいる。

実家の犬が生きていれば、こういう散歩もしてみたかったと言うだろうか。

 

風がいい具合に吹いて、遊歩道に植えられた木々の葉の音がなんとも涼しい。

昨日の雨のおかげか、川の水量もたっぷりあって、水鳥が大小、泳いだり餌をとったりしている。

見上げれば空高く鳴いているのは雲雀だろうか。

 

最近手にいれた、その昔欲しくて仕方なかったのに何故か買わなかったカセットのウォークマンを、

今度は持ち出して途中休憩しながら歩いてみようか。

そうはいっても、肝心の音源が手元にないが。

プチブームなのか、音楽のカセットは新しいものが結構出ていてamazonで買えたりする。

一体どんな方が聴いているのだろう。

 

住まいの近くのほんの1時間ほどの散歩の中で、

これまで何年も住んでいて知らなかったこと、気づかなかったことが山のようにあったことを知った。

今度は住宅の立て込んでいるエリアをデタラメに歩いてみようか。

(職質されたりするかもしれないから、時間帯を選ばないと)

 

部屋に戻って汗を流し、ベランダから見えた空には大きな白い雲。

夏のようでいてまだ少し夏じゃない空の様子。

30度を超えたのにまだ梅雨とは。

部屋に籠っていると、つい外の世界に耳を澄ますのを忘れてしまう。

素の感覚を取り戻すためにも、来週もまたこうしてゆっくり地元の町を歩いてみよう。

 

 

 

 

 

よもやま | - | - | author : miss key